
- コオロギ・昆虫食
- 2022.03.07
親子でつくって食べてみよう!コオロギのパウダー&エキスを使っておうちで食育
「食育」は学校授業に取り入れられるなど、教育現場でも注目されています。お子さんがいる親なら「食の大事さを知ってほしい」と思うはず。
そこで今回は親子で一緒に作れる手軽なレシピに、栄養の観点からも注目されている「昆虫食」を取り入れるべく、コオロギを使った調味料、グリラスパウダーとグリラスエキスを活用し、大人から子どもまで美味しく楽しめる料理を作ってもらいました!
今回親子で料理していただいたのは・・・
高田なみこさん:2人のお子さんを育てつつ、都内IT企業の総合職として働くワーママ。今回は、なつなちゃん(8歳)としょうへい君(6歳)の3人でコオロギパウダー&コオロギエキスを使った昆虫食に初挑戦。
食育の一環で子どもたちと一緒に料理をしている

娘のなつなちゃん、息子のしょうへい君と普段からよく一緒に料理をしている高田さん。子どもたちがお手伝いがしやすく、遊び感覚で楽しめる餃子やハンバーグなどをよく一緒に作っているそう。
「食育の一環として、食べている食事にどのような栄養素が含まれているのかを話したり、一緒に料理をしたりしています。」
子どもたちが苦手な野菜も、「人参にはビタミンCが入っていて、身体に良いんだよ」と話すと、「じゃあ、食べてみようかな」と興味を持ってくれることもあるそうです。
そんな高田さん・なつなちゃん・しょうへい君に今回は、コオロギのパウダー「グリラスパウダー」とコオロギのエキス「グリラスエキス」※を使った昆虫料理に初挑戦していただきました!
※グリラスパウダー・グリラスエキス:グリラス社が飼育する国内生産のフタホシコオロギを使った食品用パウダー及び調味液


今回料理に使う「グリラスパウダー(上)」と「グリラスエキス(下)」
調理前に「そもそも虫は大丈夫ですか?」と高田さんに聞いたところ、「正直、私と娘は虫が苦手。そのため、虫そのものの形が見える料理は厳しいなと思いました。ただ今回はパウダーとエキスということでコオロギの姿は全く見えませんし、パッケージの柄も可愛らしかったので、ぜひ挑戦してみたいと思います!」と答えてくれました。
もともとコオロギパウダーの存在は知っていたという高田さん。昆虫食は健康に良いというイメージもあり、興味はありつつもなかなか手が出なかったそう。読者の皆さまの中にも、高田さんのように感じている人も多いのではないでしょうか?

調理前にパシャリ。美味しく作れるでしょうか!?
今回作るのは「大豆ミートハンバーグ」と「ココア風味のスノーボール」。一体どんな味になるのでしょうか?グリラスマガジン編集部も子どもたちに美味しく食べてもらえるかドキドキしながら、早速調理開始です!
グリラスパウダー&エキスを使った料理にチャレンジ!
【1品目】大豆ミートハンバーグ

まずは大豆ミートハンバーグを作っていきましょう!
<材料(2人分)>
グリラスパウダー:⼤さじ1
グリラスエキス:⼤さじ2
⼤⾖ミート(ミンチ):200g
タマネギ(みじん切り):1/4 個
エキストラヴァージン・オリーブオイル:⼤さじ1
パン粉:40g
⽜乳:80ml
顆粒ブイヨン:⼩さじ1
⿊コショウ:適量
ナツメグ:適量
エキストラヴァージン・オリーブオイル
【ソース】
ケチャップ:⼤さじ2
ウスターソース:⼤さじ2

① まずは耐熱ボウルにみじん切りしたタマネギとエキストラヴァージン・オリーブオイルを入れて、電子レンジ(600W)に1分間かける

② 別のボウルにパン粉と牛乳を入れて馴染ませる


③ ②のボウルに①のタマネギ、大豆ミート、グリラスパウダー、グリラスエキス、顆粒ブイヨン、⿊コショウ、ナツメグを入れて、粘りが出るまで混ぜ合わせる

④ ③で作った具材を小判型に成形する

⑤ フライパンにオリーブオイルを入れて火にかける。温まったら④を入れ、フタをして5分間蒸し焼きをしたら裏返し、さらに5分間蒸し焼きにする。最後に強火で表面をカリッと仕上げるのがポイント!

⑥ ⑤が焼き上がったら、皿に盛り付け、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせたソースをかければ完成!
調理中もグリラスパウダー・グリラスエキスの香りなどはとくに気にならなかったそう。なつなちゃんとしょうへい君も「わたしが混ぜたい!」「美味しそうだね」とお母さんと話しながら、積極的に参加してくれました。

グリラスエキスの匂いをかいでしょうへい君はこの表情。コオロギで作ったエキスであることを伏せた状態で、しょうへい君に感想を聞いたところ、「ソースみたい!」とのことでした。
【2品目】ココア風味のスノーボール

続いて、ココア風味のスノーボールを作っていきます!
<材料>
グリラスパウダー:10g
薄⼒粉:100g
ココアパウダー:10g
アーモンドパウダー:40g
粉糖:40g
バター(常温に戻しておく):80g
粉糖(仕上げ⽤):適量

① グリラスパウダー、薄力粉、ココアパウダー、アーモンドパウダーをふるいにかける

② ビニール袋にバター、①を入れてよく混ぜ合わせる

③ ②をビニール袋の上から平らにのばして、均等に切り分ける


④ ③を丸めて天板の上に並べる

⑤ 170°に温めたオーブンで約20分焼き、焼き上がったら網の上で粗熱を取り、粉糖をまぶす

⑥ 最後にきれいに盛り付けたら完成!なつなちゃんは雪だるまみたいに2つ重ねて盛り付けてくれました。
スノーボールの形を作る工程では、「細い棒を作りたい!」「ハート形にしたい」など楽しそうに手伝ってくれたなつなちゃんとしょうへい君。オーブンから香ばしい香りがしてくるにつれ、「早く食べたい~!」と待ち遠しい様子でした。
実食!グリラスパウダー&エキス入りハンバーグとスノーボール!

人生初のコオロギパウダー&エキス入り「大豆ミートハンバーグ」と「ココア風味のスノーボール」を実食してもらいました!

まずはハンバーグから食べてもらいました。一口食べて、なつなちゃんもしょうへい君も「美味しい!」と一言(ちなみに、まだコオロギのパウダーとエキスが入っていることを二人は知りません)。
高田さんも「ハンバーグにたくさんの野菜を入れて食べてもらうのも良いですが、パウダーとエキスを入れることで栄養価を高められるのであれば、すごく簡単で便利ですよね。」と手軽さに高評価。

続いて、スノーボールを実食!こちらもなつなちゃんとしょうへい君、美味しく食べてくれました。とくになつなちゃんは「まだまだ食べたい〜」と気に入ってくれたよう。おかわりもしていました。
「昆虫食×スイーツのイメージが全くなかったので意外でしたが、コオロギ感は全く感じませんでしたね。スノーボールとして美味しくいただきました!」と高田さん。

実食後になつなちゃんとしょうへい君に「実は栄養満点のコオロギのパウダーとエキスが入っていたんだよ。」とネタバレ。しょうへい君は「じゃあコオロギ捕まえて食べよう!」と興味を持ってくれました。なつなちゃんからも「美味しかったからまた食べたい」と嬉しい感想をいただき、編集部一同とても嬉しく思いました!
普段の食事にコオロギパウダー&エキスを取り入れられれば、食育にも通じる

「グリラスパウダーとグリラスエキスは中華炒めやチャーハン、チンジャオロースなど中華系の炒め物にも合いそうですよね。また子どもたちが好きな焼きそばにも使えそう」と早速活用方法が浮かぶ高田さん。
このパウダーとエキスは食育にも取り入れられそうですか?
「コオロギの栄養素の話や、なぜ昆虫食がこれから求められるのかを話すことで、食育になりますね!」
また、「公式レシピがないとパウダーやエキスをどれくらいの量を入れれば良いのか、塩梅が難しいですね。レシピが充実していれば色々と作れそう!」との意見もいただきました。株式会社グリラスのインスタグラム(@gryllus_kitchen)では日々レシピを公開しているので、これからさらに充実するメニューに乞うご期待です!
子どもたちに美味しく食べてもらえたコオロギパウダー&エキス入りハンバーグとスノーボール。食育の一環として、ぜひご家庭でお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
グリラスパウダー、グリラスエキスは以下よりお買い求めいただけます。